今回は外国籍スタッフの採用が不安な理由とその解決方法を一挙お伝えします!
日本人の人口は減少しています。
いよいよコロナ禍も落ち着き訪日外国人も増加し観光業、飲食業はじめ人手不足がはじまっています。
一流企業ならまだしも中小企業では日本人の採用募集をかけても
最近は転職先を探している日本人、外国籍の方しか募集がこない現実があるという話をしましました。
給与も高くてレベルの低い日本人を採用するのであればキャリアアップを常に意識して
モチベーションの高い外国籍の方のほう良いという内容です。
そこでいざ外国籍スタッフを採用しよう!ということになっても少し待てよ
「外国籍スタッフを積極採用したいけど不安がいっぱい」
という会社の人事採用者の方が多いと思います。そこで不安な理由を整理してみます。
外国籍スタッフの採用が不安な理由とは
下記の様な不安はありませんか?
- 日本語が上手に話せない
- 海外の文化、宗教、人種のことがよくわからない
- 最低賃金しか払えないけど大丈夫か
- すぐにコミュニケーション不足から退職してしまうのではないか
- わがままで面倒くさそう
- 法律がわからない
では、どうしたいいのか。
外国籍スタッフの採用の不安を解消する方法
そんな悩みを抱えていると思いますのでではどうすればよいのかを述べます。
これは実体験を通じて私自身が感じたことです。
また失敗から社内で修正したことでもあるので反面教師として読んで下さい。
採用の不安1:日本語が上手に話せない
日本人と同等レベルを求めるのは無理があります。
自分達で教育する、あとは自分で勉強して上手くなるポテンシャルがあるのかを面接でみましょう。
但し日本語検定2級以上を採用条件にすれば最低限度のレベルにはあります。
面接を繰り返して会話してみればわ2級以上なら発音は別にして日常会話は出来るレベルにあります。
仕事上きちんとヒアリング出来ない方が支障がありますので確認してみて下さい。
話す方は経験を積めばレベルが上がるスピードは速いです。
日本語検定2級以上ならひらがな、簡単な漢字くらいなら読める方が多いです。
採用の不安2:海外の文化、宗教、人種のことがよくわからない
国によって違いますのでweb等で検索してみて下さい。
基本、パワハラ、セクハラがだめなのは世界共通です。
特に人種差別的な発言は要注意です。肌の色、宗教的なことなど注意事項はありますが
そんなに難しく考える必要はありません。
基本日本人に行ってだめなことを守っていれば問題ありません。
採用の不安3:最低賃金しか払えないけど大丈夫か
彼らは自分に未来があるかを重要視します。優秀であれば時給を上げる制度があることを言えば頑張ります。
むしろキャリアアップ思考なので評価=給与UPしてあげないとすぐ転職しますので注意です。
採用の不安4:すぐにコミュニケーション不足から退職してしまうのではないか
彼らはまず自分にとって働きやすいかどうか環境をすごく優先します。
スタッフは優しいか仕事を丁寧に教えてくれるのか、差別されていないか
日本人と同じように普段から会話していれば問題ありません。
問題は彼らのヒアリング力の低さからこちらが言っていることを理解出来ないことを
まわりのスタッフがイライラして当たったり悪口、陰口することを回避すべきです。
そこを根気よく丁寧に教えてあげれば必ず続きます。
採用の不安5:わがままで面倒くさそう
海外では自分の意見を主張するのは当たり前で日本人が謙虚すぎるのです。
彼らは自己承認欲求が高い、イコール給与に直結していていると考えるので
自分の意見を主張、自分の間違いでないと思うなら主張します。
問題が発生してから会話するのでなく普段からここが良い、ここがダメと指摘していれば問題はありません。
むしろ学習意欲が高いので素直です。
採用の不安6:法律がわからない
社会労務士にVISAについては教えてもらいましょう。若干必要書類もあるので手間暇はかかります。
指導通り、基本日本人の労働基準法に準じれば問題ありません。
但し、留学生にはアルバイトは労働時間に制約があり原則週28時間で夏休み、冬休みなど長期休暇中は週40時間になるので注意しましょう。
外国籍スタッフの採用のメリットの1つとして
採用経費がかからない
なによりも長期でまじめに転職せずに働いてくれると長期的視野でみるとお金がかかりません。
広告代がかかる、採用条件を考える、面接をするなどの手間暇が減少します。
外国籍の方のほうが遅刻もしなかったり身なりについても注意すれば素直に働いてもらえ、まじめです。
まとめ
今まで述べてきたことを読んでみて基本日本人と変わらないな。
もしかしたら日本人の方が面倒なことを言ってきているなと感じませんでしょうか。
また、悪いことをしそうだなとか感じたりしてませんでしょうか。
人口が減少している日本においては現状外国籍の方の採用の方が会社にとって
将来的メリットを感じる理由教育、退職についての不安についてですが改めて述べます。
国際化する中、早く島国である日本の中でどこよりも早く取り組みましょう。