今は個人事業主として独立する、友達と起業する、起業したてのベンチャー企業で働いている方がいると思いますが
どのような人と付き合えば良いか迷っている方もいると思います。
私自身、当時10人未満の支店にアルバイトから入社、全国でも150人くらいのベンチャー企業に入社し
最終的には東証一部に上場、2万人規模の会社で最後は常務まで努めました。
まずはそもそも論としてベンチャー企業を選択する段階で成長すると信じているが
未来予測不可能のリスクを取っているので将来の保証もなく何が起こってもおかしくありません。
そこで失敗した時のリスクを考え自分の周りにはどんな人がいてほしいのかを考えて下さい。
あくまで私の私見ですので自身の性格、考え方、状況を判断基準にしてどんな人と付き合えばよいか判断はお願いします。
1.付き合うべき人の4つの特徴
1-1.運が良い人と付き合う
あくまでこれは私の経験ですが運の良い人には運の良い人が集まる傾向があります。
運の良い人にはいっぱい面白い話や仕事がきます。例えば仕事であれば自分で手に余っているケースもありその際近くにいると手伝ってほしいという話がきたりします。
あるいは遊びでもいろんな話が持ち込まれていて一緒に付き合ってほしいと言われて
行くとそこには運の良さそうな人たちがまた集まっていて仲良くなるという
開運のスパイラルが発生するケースをいっぱい体験しました。
1-2.ネガティブ発言する人と付き合わない
ネガティブな発言をする人には上記と同じようにネガティブな人を惹きつけるので
そこの場には負のオーラが発生しており巻き込まれ事故にあう確立が高くなります。
決して良い話が回ってくることは少なく、むしろマイナスの評判を立てられることがあります。
1-3.他人のために動ける人と付き合う
見返りを求めない、すぐにお金の話をしないこと
基本に人が良いと言われる人の中には
本当に他人のために動く人がいます。
どうしてと聞くと困っているからと回答されます。
周りの人達も見ていますのでその人に頼まれると以前助けてもらっていれば
必ず助けてくれます。まずはGIVEすることが大切です。
一人で生きていくことは不可能なのでいつか良いこともあるだろうという気持ちで人助けしていれば自分が困った時に助けてくれます。
1-4.常に明るく元気な人と付き合う。
人気のある人を思い浮かべて下さい。その人の周りには明るく元気な人しか集まっていないですか?
会社も営業に行った時にスタッフの方が元気に挨拶して頂いたたり楽しそうに働いていたら、この会社と一緒に仕事したら楽しくなるだろうなと思います。そんな会社にはいろんな案件が持ち込まれて、それが噂を呼んで紹介されて来るというようにスパイラルが発生します。
明るく元気にすることは相手に期待感を与えます。但し大切なのは常に行うというところです。
人にはバイオリズムがありますので元気でないときもあります。たまに機嫌がころころ変わる人がいますがそんな人と付き合いたいと思う人は少ないはずです。常に感情がコントロールされている人は安心感があります。
2.自分の成長と理想の人になるために必要な7つのこと
自分の成長に繋がる人の特徴をお伝えしましたが、自分が魅力的ではないと出会っても先に繋がりません。
そのためにも自己を成長することが重要になります。
では、具体的にどうすればいいのかをお伝えしていきます。
2-1.自分がこの会社を通じて未来を構築したい理由を明確にする
将来自分が起業したいのか、キャリアアップしたいのか明確にしておくと
仕事上において精神的、人とのかかわりで必ずきつい場面に遭遇した時にモチベーションがあれば乗り切れます。
高校球児が甲子園でプレーしたいから厳しい練習に耐えるのと同じです。目標があれば耐えることは可能です。
2-2.経営者に自己成長意欲があるか判断する
いろんなベンチャー企業を見てきて一番感じたことは経営者の器以上に起業は成長しないということです。
最初は小さな会社で経営者が最初から経験豊富でなかったとしても成長意欲があり
本人が成長すれば会社も成長します。
ある程度で満足する人であれば会社もそれ以上に成長しません。
よくベンチャー企業が失敗している多くの理由はある程度大きくなって経営者が驕り調子に乗り
私利私欲に走ったりするからです。
2-3.無人島で生きるのと同じ
ベンチャー企業は人モノ金がありません。会社が成長してキャッシュが入らない限り要求が叶うことは絶対ありません。
しかし成長させようと頑張っているのでもちろん売上も向上してくると人モノが足りないということになり不満がたまります。
そんな時には我慢するのでなく無人島で生きるように自分で知恵を絞って生き延びる
生命力、対応力が必要なのと同じです。会社も成長しますが個人も成長しています。
2-4.会社の成長度合いによって組織が変わり人間的調整力を求められる
会社が成長するとスタッフが増えます。
そうすると合う上司、合わない上司が出てきたり
むしろ経験則の足りない仕事の出来ないスタッフが一時的に増加し
当たり前のように自己承認欲求のぶつかり合いが発生し雰囲気が悪くなったりします。
しかし、これは独立しても外部業者と、また起業し会社を発展させてもある程度の規模になると都度発生するのです。
むしろそこにアジャスト出来る自分を作り上げましょう。
2-5.会社に多くを求めない
人はどうしても他人に多くを求め見返りを求めます。ベンチャー企業がその要求にこたえてくれるべくもありません。最初から覚悟が必要です。すべては結果を出すことで自分の要求、権限を認めさせる意識、そのためのスキル向上、モチベーションの維持が必要です。
2-6.すべては自己責任だと考える
人間ですからミスはします。また、会社規模が小さいから機会ロスした、一緒のチームのスタッフのミスに
巻き込まれた等、他人の責任に出来ることはいっぱいあります。
特に未完成なベンチャー企業ではみんな出来ない理由を探して自分に甘えます。
誰かや何かの責任にするのはすごく簡単なことですが、
あくまで自分が他人の分も含めてスキルが足りなかったからから発生したミスだと思いPDCAすることです。
そうすれば必ずスキルが上がり、自然に器が大きくなり人から頼られるようになります。
2-7.まわりに左右されず自分を貫く勇気を持つ
周りに左右されずどう思われても最後は自分のためであり同調したところで将来誰も面倒はみてくれません。
自己成長している人間、出来なくても頑張っている人間にはその努力を見てくれている人がいて
必ず誰か手を必ず差し伸べてくれることを信じて下さい。
まとめ
いろいろと述べましたが結論は
「すべての出来事は必ず将来の自分の役に立つように活かすために継続を大切にする」
もう嫌という程聞いていると思いますが自己成長するには継続しかありません。
日々発生する自分の問題、他人の問題、会社の問題に逃げない、積極的に携わることで
間違いなくスキルがあがる、自己成長出来る、もっというなら無駄な時間にしないように
経験を将来の自分のスキルに積み上げるイメージを持ってください。
最後にそうすれば必ず明るい未来があるんだと信じて下さい。
数年後、いや1年後にでも間違いなく同僚、先輩と差が出来ています。
明るい未来に向けて頑張りましょう。